高齢化で積み重なる問題

高齢化は待ったなしの状況で、留まる所を知りません。高齢者の増加とともに、少子化も進んでいる深刻な状況が進んでいます。高齢者は増えても、若者は減っていく状況にあるので、高齢者を支えないと成り立たない社会と言われています。介護しないといけない高齢者たちが増える以上、当事者だけの問題ではなくなってくるのです。

高齢者を社会をあげて支援しようという動きが広まっています。しかしそんな中で、施設は年々増えているものの、利用者はいても、スタッフの数が足りていない状況が続いています。さらに高齢者は年金生活で賄っている人がほとんどですが、年金生活だけで食べていけるかどうかは疑問です。元気な高齢者はパートに出て働きに行けるほど身体が丈夫ですが、逆にそれが出来ない人は、家族らの支援が無くては生活が難しく周囲に負担をかけてしまう状況になっています。自分が年を取ってどうなるかは誰にもわかりません。そのため、高齢化社会の問題は、常に将来の高齢者にとって不安が付きまとっています。果たして今のように年金を支払ってくれるのか、もし年金がなかったらどうやって暮らしていけばいいのかと考えればキリがありません。

さらに、生活すべてにおいて介護が必要な高齢者の場合は、家族にとって支援が無くてはとても苦しいものです。国の動きも関係して、介護相談などのサポートは充実してきていますが、実際に働く人が不足していることが大きな問題となっています。スタッフは仕事の割に給料が安いなど不満が大きいので、常にで老人施設の求人需要は増しています。働き手にとっても高齢者にとっても納得行く社会のシステムをつくることが重要視されています。

 
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