高まる介護のニーズとスタッフ育成の重要性

高齢化が進むと様々な問題が起こってきます。特に大きな問題となるのが、介護を必要とする方が増えることです。医学の進歩で長生きができるようになった半面、何かしら体の問題を抱えながら生活していかなければならない人が増えています。命はあっても生活に支障が出た状態で生きる期間が長くなってきているのです。

本人だけでは解決できないことなので、家族などに頼ることになりますが、その負担が大きく家族の生活が壊れてしまうこともあります。介護サービスに頼る方法もありますが、利用するにも費用が必要ですし、他人に世話してもらうことに抵抗感を感じる方も多く、適切な利用が難しいこともあります。また、利用したくてもその地域に必要なサービスがなくて利用できないこともあるのです。

高齢化が進み、高齢者の数が増え、若い人の数が減っていくと、介護分野で活躍する人材も少なくなっていきます。そのため、提供できるサービスが少なくなり、利用したくてもできない状況に陥っていきます。極端な高齢化にならないように少子化対策を進めていくことももちろん大切ですが、介護の仕事が選ばれやすくなり、スタッフが充実していけるようにする必要もあります。

介護スタッフの待遇改善はもちろん、介護について多くの人に知ってもらい、家庭での介護やボランティアなどで関わる人を増やしていくことも大切です。介護は専門知識も必要ですから、その教育についても進めていく必要があります。

 
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